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【例文あり】将来どんなエンジニアになりたいか?の効果的な回答を解説!

最近、エンジニアの人気が高まるにつれて、未経験からでも転職を目指す人が増えています。

しかし、よくある質問の1つとして「あなたは将来どんなエンジニアになりたいか?」と聞かれることが多いですよね。

  • 自分の考えを上手く伝えるにはどうすればいいか
  • 面接で受けのいい回答を知りたい

このように考える人も多いのではないでしょうか。

今回は、そんな方に向けて、採用を担当することも多い現役エンジニアの僕が

  • 志望動機を作る考え方
  • エンジニアになりたい理由の例文
  • 面接官を納得させるブラッシュアップポイント

について解説していきます。

目次

「エンジニアになりたい理由」を書くときの考え方

「将来どんなエンジニアになりたいか」の例文を見る前に、基本的な考え方を知っておきましょう。

この考え方を知っているだけで、志望動機を2倍以上スムーズに書くことができます。

「とりあえず例文が見れたらいい」という方は、こちらをクリックしてください。

では、解説していきます。

エンジニアになりたい理由は「強み」×「エンジニア」×「会社の利益」で考える

理由を考える前に、まずはなぜ面接官が、「将来どんなエンジニアになりたいか?」を聞くかを考えてみましょう。

その答えはシンプルで、「あなたが将来どのような形で会社に貢献してくれるか?」を見極めるためです。

したがって、「自分の強み」×「エンジニア」×「会社の利益」を答えることで、自分がどんな形でこの会社に貢献できるかの説明しましょう。

どのような形で会社に貢献するかの説明
  • 自分の強み:他の応募者と違いあなたを採用する理由
  • エンジニア:目指すエンジニア像が会社とマッチするか
  • 会社の利益:将来的にどんな利益をもたらすか
たかひろ

働く中で変わってもOKなので上記3つを意識しておこう!

実際に文章を考える前の準備2つ

では、「どんなエンジニアになりたいか」を考えるにあたって、2つだけ事前準備をしておきましょう。

その事前準備は以下の2つです。

志望動機を考える事前準備2つ
  • 準備1: エンジニアを目指したきっかけを書き出す
  • 準備2: 自分の強みを把握する

準備1: エンジニアを目指したきっかけを書き出す

まず、最初にエンジニアを目指したきっかけを何も考えず、どんどん書いていきましょう。

一例を挙げてみると

  • 手に職をつけたい
  • 物作りが好き
  • 市場価値を高められそう
  • 簡単なプログラムを組んで喜んでもらえた
  • ホームページを作った経験がある
  • etc…

など、10個くらい理由を書いていきます。

そうすることで、「自分が一番強く思っている理由」がわかりますし、それを元に理想のエンジニア像を考えるのが最も説得力が出ます。

したがって、まずは何も考えずエンジニアになりたい理由をたくさん書き出していきましょう。

たかひろ

とりあえず数を書き出してみることが大事!

備考:きっかけがあまり魅力的でない場合は?

きっかけを書き出している中で、エンジニアを目指す理由があまり魅力的でないと感じる場合もありますよね。

例えば、「給料をもっと上げたい」という理由があったとしても、面接で答えるのは厳しいと感じるでしょう。

その場合は、上手く「今の現状を変えるチャレンジ」に捉えられるように言い換えてみましょう。

プラスになる捉え方
  • 給料を上げたい
    => エンジニアとして価値を上げたい
  • 手に職をつけたい
    => エンジニアのスキルを上げたい
  • やりがいのない仕事を抜け出したい
    => 自分の目に見える形で貢献したい

準備2: 自分の強みを把握する

自分の強みと聞くと大げさですが、一言でいうと「今までで成果が出たようなこと」や「〇〇さんって〇〇について詳しいですね」と言われることです。

具体的には、

自分の強みの例
  • 社内で営業売上1位になった
  • 人事評価で「人の個性を引き出している」と言われた
  • 「いつも明るいね」と同僚に言われる

とはいえ、多くの人は「なかなかそんな成果は思いつかない…」と思われるのが普通かと思います。

そんな方におすすめしたいのが自己分析です。

自己分析と聞くと「就活生みたい」と思われるかもしれませんが、転職において自分の強みを上手く説明できると面接官の評価を上げることができます。

どのような診断がおすすめか?と言われると、無料ならリクナビの「グッドポイント診断」がかなり本格的でおすすめです。

ちなみに有料ならストレングス・ファインダーもおすすめです

出典: リクナビNEXT

グッドポイント診断は、18種類の強みからあなたの5つの強みを見ることができます。

このような強みを上手く体験談を交えながら話すと、グッと説得力も増すでしょう。

強みを把握すると、不思議と人に自慢できるエピソードも思い出すものです。無料ですし、特に損はないので一度受けることをおすすめします。

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=> リクナビNEXTの公式サイト
たかひろ

「こんなの強みじゃないよな…」などネガティブなことはとりあえず考えなくてOK!

【実務未経験者向け】どんなエンジニアになりたいか?の例文

では、どんなエンジニアになりたいか?の例文を見ていきます。

どんなエンジニアになりたいか?の理由を書くときには、以下のテンプレートが相手を納得しやすくおすすめです。

  1. なりたいエンジニアの説明
  2. 1.の理由を説明
  3. 自分の強みや実績
  4. 明るい未来

では見ていきましょう。

パターン1: 世の中にインパクトを与えるサービスを作るエンジニア

私は将来、世の中にインパクトを与えるサービスを作るエンジニアになりたいと考えています。(1)

その理由として、ITの発達によって私達の生活が大きく変わってきたことに感動したことが挙げられます。今や電車ではスマホを見ない人はいませんし、数年前では考えられなかったリモートワークも実現できています。(2)

私は、前職でサービス企画をしていたことから、ゼロから考えることは得意です。実際に前職では〇〇というサービスをゼロから立ち上げ、1年でサービスを黒字化することができました。(3)

このような経験とITの力を組み合わせることで、より多くの人の生活に影響を与えられるサービスを生み出すエンジニアを目指していきたいです。(4)

パターン2: コミュニケーション・技術の両方が得意なエンジニア

私は、コミュニケーションが得意なエンジニアになりたいと考えています。(1)

その理由として、私は前職は営業として活動していたのですが、エンジニアにも営業活動を協力してもらったときに「もっとお客さんの言うことを聞いて!」と横にいながらヒヤヒヤしました。お客さんの要望を聞くときに、私にエンジニアスキルがあれば…と何度思ったことかわかりません。(2)

私はこれまでITの営業担当として仕事をしていたため、業界知識はありますし、学習もこのように進めています。営業という仕事をしていたため、コミュニケーションにも自信があります。(3)

エンジニアとして活動する中で、よりお客さんの声を聞き、より満足してもらえるサービス開発に携わっていきたいと思います。(4)

パターン3: 身近な人の課題を解決できるエンジニア

私は、身近な人を手助けできるようなエンジニアになりたいです。(1)

なぜなら、私の父は自営業ですが、大手の企業が入ってきたときになすすべなくお店を畳むことになってしまったのです。そのときに生き残ったお店は、ITを上手く活用していたり自社サイトを持っているなどITで集客を上手く進められているお店ばかりでした。もちろんITが全てではありませんが、今も地元企業がダサいwebサイトをお金をかけて作っているのを見ると残念な気持ちになります。(2)

私は父が自営業をしている関係上、地方の企業がどれだけITに疎いかということもよく知っています。だからこそ見えてくるビジネスチャンスもあると考えています。(3)

スケールは少し小さいですが、私はそうした大手にも負けず頑張っている事業者を応援できるようなエンジニアになりたいと思います。(4)

「どんなエンジニアになりたいか」のブラッシュアップポイント

ここまで読み進めた人は「どんなエンジニアになりたいか?」を書けたかと思いますが、面接でより納得させるための+αポイントを解説します。

志望動機のブラッシュアップポイントは以下の3つです。

ブラッシュアップポイント
  • ポイント1: 不自然な日本語をなくす
  • ポイント2: ネガティブな経験とポジティブな未来はセット
  • ポイント3: 具体的なエピソードを入れる
  • ポイント4: 自分の強みは「一言」で説明する

ポイント1: 不自然な日本語をなくす

「不自然な日本語をなくす」と聞くと、当たり前のように思われますが、本当に多くの人が変な文章を書いています。

不自然な文章は最初から読まれず、いくら企業に応募しても書類選考で全て落とされてしまうでしょう。

そうならないために、最低限、以下の3つだけは不自然でないかチェックしておきましょう。

  • てにをはが不自然でない
  • 主語をきちんと書く
  • 口語を使わない(〜という、ちゃんと、やっぱりなど)
たかひろ

本当に変な文章は多いので必ずチェックしよう!

ポイント2: ネガティブな経験とポジティブな未来はセット

志望動機にネガティブなことは書きたくないですが、書かざるを得ないケースもありますよね。

その場合は必ず、ネガティブな経験から得られたポジティブな未来をセットで書くようにしましょう。

こちらも具体的な例を挙げると以下のようになります。

休職期間がある場合:
3ヶ月の休職期間がありますが、自分の無理を超えて仕事をし過ぎるのは体は大丈夫でも精神が追いつかないことがわかりました。無理をすることがときに必要な場合もありますが、まずは「無理をさせない」マネジメントを目指していきたいと思います。

前職がブラックでやめた:
どうせ働くのであれば、自分がやりがいを持って働ける環境で働きたい。無駄な時間を過ごすのではなく、やりがいを持って仲間と高めあえる環境を求めています。

たかひろ

読んだ人がプラスに捉えられる文章を書こう!

ポイント3: 具体的なエピソードを入れる

「なんか文章に説得力がない…」と思われる場合は、具体的な数値やエピソードを入れるだけで説得力がグッと上がります。

一例を挙げてみると、以下のようなイメージです

  • 営業として結果を残し
    => 営業として3ヶ月連続売上目標を達成し
  • 人が喜ぶ顔が好きで
    => 自分が作ったもので人に喜ばれる顔が好きで
  • 市場価値の高いエンジニア
    => 数十人単位のリーダーとなるエンジニア
たかひろ

相手がよりイメージしやすくなる言葉を選ぼう!

ポイント4: 自分の強みは「一言」で説明する

繰り返しになりますが、説得力のある志望動機を書くためには、自分の強みを交えるのが効果的です。

その強みを「一言」で説明できると、グッと実績と組み合わせることが簡単になります。

私の強みは人当たりの良さです。相手の内部まで入って相談に乗り、適切なサービスを提供する営業が得意でした

というのと

相手の内部まで入って相談に乗り、適切なサービスを提供する営業が得意でした

では、やはり、最初のほうが説明の説得力もグッと上がります。

たかひろ

できるだけ強みも具体的なエピソードと絡めるのが◎

とはいえ、具体的に一言で表すのは難しい…と感じる方は、以下の記事で自分の強み探しをしてみてもいいかもしれません。

↓プログラマーとしての強みを見つけたい人は、合わせてご覧ください。

まとめ:どんなエンジニアになりたいか?は時間を取って考えよう!

ここまでの記事のポイントをまとめます。

  • 「強み」×「エンジニア」×「会社の利益」を考える
  • 事前準備として「きっかけ」「強みの把握」を考える
  • プラスの印象を持たれるようにしよう

ここまで、「どんなエンジニアになりたいか?」という質問に対して効果的な回答を作るポイントについて解説してきました。

これらのポイントを押さえて、最低限のポートフォリオがあれば書類選考も十分通過できます。

↓ポートフォリオの作り方に関しては以下の記事で解説しています

また、未経験からエンジニア転職を狙うのであれば、登録する転職サイトも重要になります。

正直なところ、未経験が使って本当に役に立つ転職サイトはごくごく限られているためです。

以下に僕が実際に使った中で、「未経験でも使える」おすすめ転職サイトを紹介しているので合わせてご覧ください。

【エンジニア転職を成功させる】

  • ブラック企業には行きたくない
  • わからないことだらけでサポートが欲しい
  • 未経験でも企業はちゃんと選びたい

未経験からエンジニア転職を実現するためには、自分に合った転職サイトを使うべきです。

webの評判が良くても未経験者にはおすすめできない転職サイトも数多くあります。

その中で、僕が「実際に使った」転職サイトのうち、未経験者におすすめのサイトだけピックアップして解説します。

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