【体験談】プログラミングスクールの就職支援先がブラック企業ばかりなわけがない

【体験談】プログラミングスクールの就職支援先がブラック企業ばかりなわけがない

「プログラミングスクールで転職するとブラック企業を紹介されるって本当?」
「スクールも安いわけではないし、満足のいく転職をしたい」

転職や就職を前提にプログラミングスクールを選ぼうと考えると、卒業後の転職先は非常に気になりますよね。

プログラミングスクールの就職支援先を少し調べてみると、ブラック企業が多いという情報が多く見つかります。

プログラミングスクールに通うなら満足できる転職を実現できるようにしたい!

今回は、そんな希望を叶えるために「プログラミングスクールの就職支援先はブラック企業ばかりなのか?」という観点からお話していきます。

目次

プログラミングスクールの就職支援先はなぜブラックと言われるのか

プログラミングスクールの就職支援先がブラック企業と言われる最大の理由は、

就職支援先の多くがSES企業であるため

です。

SESとは一体なに?

エンジニアには大きく分けて3つの勤務体系があります。

・自社でサービスを持っており、その開発に携わる「自社開発」
・他社から請負案件をもらい、自社で開発を行う「受託開発」
・他社に常駐することで、サービスの開発を行う「常駐(SES)開発」

この他社に常駐して開発を行うのが、SESという体系です。

なぜSESがブラック企業と言われるのか

様々な理由はあると思いますが、SESの業態が人を派遣することによって売上を上げる派遣業と変わらないためです。

派遣業と同じ業態ということは、常駐先によっては当たり外れが存在するということです。

Twitterでは、常駐先がいい会社ではなくSESのクソ体験がTLにあふれるといったこともありました。

IT業界の闇が見える #SESクソ体験 のハッシュタグがつらすぎる

こういった話から、結果的に

自社開発をしているweb系の会社は最高

人材派遣をして売上を立てているだけのSESはクソ

という対立が生まれたというわけなのです。

SESはブラック企業 → プログラミングスクールの就職支援先はブラック企業?

ここまでの話を聞くと、プログラミングスクールの就職支援先の多くはSESであるため、ブラック企業が多いというのもあながち間違っていないように聞こえます。

しかし、ここで大きく見逃されているのは、全体としてIT業界の労働時間が減っている傾向にあるという点です。

2019年3月に日経 xTECHが行ったデジタル人材3000人に調査によると、労働時間の平均は45.4時間との結果になりました。つまり、月に換算しても約20時間の残業時間です。

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出典: 日経 xTECH 労働時間は週平均45時間、3000人調査で分かった意外な実態

最近、働き方改革の影響によって以前のようなブラック企業は大きく減少し、一般的なSES企業でも下記のようにエンジニアスキルを向上させることを強く意識している会社が多くなりました。

IT業界でSESがクソって言われるのに対して実体験を元にした反論

厚生労働省が2018年にIT事業者を対象に行った調査でも、約8割の事業者が長時間労働対策への取り組みを既に検討、実施しています。

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出典: 平成 29 年度業界団体等と連携したIT 業界の長時間労働対策事業 長時間労働対策への取組の意向

したがって、SESだからブラック企業というわけではなく、スキルアップの場としてはSESは自社開発会社よりも優れている場合すらあるのです。

スキルを上げるなら自社開発会社よりもSESの方が優れている

エンジニア界隈の一部では当たり前の考え方ですが、エンジニア未経験がスキルアップをするなら自社開発会社よりもSESや受託開発会社の方が優れています。

というのもSESや受託開発会社は業務の目的が「システムを作ること」です。

対して、自社開発会社の目的は「作ったシステムで利益を上げること」です。

つまり、SESの方がシステムを作ることに従事できるため、その分スキルアップの時間を多く割くことができるのです。

自社開発会社の目的 → システムで利益を上げること
受託・SESの目的 → システムを作り上げること

自社開発とSESの1日の違い

僕が新卒でシステムを自社で開発するエンジニアとして入社しました。

自社開発で働くある日のスケジュールを見ながら考えてみます。

  • 10時      出社
  • 10時~12時 開発
  • 12時~13時 社員ミーティング、本番デプロイなど
  • 13時~14時 休憩
  • 14時~16時 開発
  • 16時~17時 採用関連ミーティング
  • 17時~18時 プロジェクト外活動
  • 18時~19時 1日の報告&残り時間開発

およそ開発に充てられる時間といえば4時間半程度です。

さらに経験年数を重ねるに連れて、より開発以外に割かれる時間は増えていきます。

エンジニアとしてのスキルを高める時間も確保できましたが、SESで入っている方は上記時間のほとんどを開発に充てられるので、より多くの時間をスキルアップの時間に割り当てることができるのです。

自社開発企業は新しい技術のスキルを身に付けにくい?

また、自社開発企業であれば基本的にプロジェクトに応じて最適な技術を選べるため、新しい技術に触れやすいと考えている方も多いかと思います。

しかし、実を言うと自社開発企業の方が昔から運営しているサービス開発に携わることになるため、古い技術を触り続けないといけない可能性があります。

事実、僕が以前働いていた会社も約5年前に生まれたサービスが古い技術を使っているにも関わらず、システムが巨大ゆえに作り変えも上手く進まない状態でした。

そういったプロジェクトに入らなければいいと思うかもしれませんが、多くの場合はそのプロジェクトが一番会社に利益を出しています。

したがって、必然的にそのプロジェクトに入ることになる可能性が高くなってしまうのです。

一方、SES企業はプロジェクト単位で動くため、案件によって触る技術が異なります。

SESでもエンジニアの希望を聞いてくれる企業に行くことができれば、案件先がイマイチなら案件先を変えてもらうことでスキルアップができる環境に飛び込むことができます。

こう考えるとスキルアップのためにSES企業を選択するのは、むしろいい選択とも言えるのです。

プログラミングスクールの就職支援先企業はステップアップの1歩

誤解のないようにお話しますが、全てのSES企業が優れているとは思いません。中にはネットで調べて出てくるような劣悪な企業も存在するでしょうし、そういった環境はすぐに転職を検討すべきです。

しかし、エンジニア転職を本気で考えるのであれば、SESという選択はハードルも高くないため魅力的な選択肢です。

大切なことなので何度も言いますが、SESでもスキルアップができる環境はきちんとあります。

紹介してくれる企業を見極める1つの方法として、無料カウンセリングなどで「どのように企業を斡旋しているか」を聞いてみるのも1つの防止策になるでしょう。

一度エンジニアとして経験を積むことができれば、その後の転職は経験値がある分、ものすごく簡単になります。

エンジニアは数年で転職するのも一般的です。まずは修行の意味も込めて数年エンジニアとして働き、その後に自分の行きたい企業に行くという選択もありではないでしょうか。

まとめ

ここまでの記事のポイントをまとめると

・プログラミングスクールの転職先がブラックと言われるのはSESが多いため
・SES = ブラック企業の方程式はもう成り立たない
・SESの方がスキルアップには効果的
・未経験のハードルが低いSESをキャリアアップとして利用する

ということになります。

自分のなりたいエンジニアになるためにも、まずはとにかくエンジニアの経験を積むことが大切です。

とはいえ、どの企業でもいいわけではないと思うので、しっかりとサポートしてくれるプログラミングスクールを選ぶことが大事です。

下記に転職におすすめのプログラミングスクールをまとめているので、参考までに見ていただければと思います。

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