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【ポイント14個】エンジニア未経験のポートフォリオの作り方!参考例つきでレベルも解説

未経験からエンジニアを目指すにあたって、ポートフォリオの作り方がわからない人は多いです。

  • スクールで作成したものをポートフォリオとして使っていいの?
  • スキルが低いので見栄えがよくない…
  • ポートフォリオを作るのが大変

など、悩みを感じる方も多いでしょう。

先に結論を言うと、飛び抜けた技術力がなくても面接官から受けのいいポートフォリオを作ることは可能です。

今回は、未経験エンジニアの面接を行うことも多い僕が

  • 未経験エンジニアでもポートフォリオが必要な理由
  • 面接官に高評価を与えるポイント14個
  • 最低限意識するポートフォリオ参考例

について解説していきます。

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今回紹介する項目は全部できなくてもOKだよ!

目次

エンジニア未経験でもポートフォリオが必要な理由(2020年11月現在)

エンジニア未経験者からのよくある質問の1つとして「ポートフォリオは必要か?」と聞かれます。

結論からお話すると、ポートフォリオはエンジニア転職を成功させたいのであれば、用意したほうがいいです。

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もし、「前職で華々しい実績がある」「どこの企業でも就職できればOK」と考えるならなくてもいいけど…

理由としては、以下の通りです。

ポートフォリオが必要な理由
  • 理由1: エンジニア志望者が市場に溢れているため
  • 理由2: 実務未経験者は教育コストがかかるため

理由1: エンジニア志望者が市場に溢れているため

2020年11月現在、コロナの影響もあり、エンジニアを志望者は市場に溢れています。

つまり、本来であれば就職できたはずの優秀な未経験エンジニアが採用されにくい状態にあります。

未経験者育成ができる状況であるところは限られ、昨年までの第二新卒・未経験採用の動きは鈍化しています。

【IT通信業界】新型コロナウイルス禍の転職市場動向

つまり、現状の傾向として

  • エンジニア志望者:より積極的に活動(数も増加)
  • エンジニア採用側:採用は縮小傾向

という状況であり、採用難易度が高くなっているのです。

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差別化するためにもポートフォリオは作るべき!

理由2: 実務未経験者は教育コストがかかるため

企業が実務未経験のエンジニアを採用するのは、教育コストをかけてでも数年後に利益を出すことを期待するためです。

中途でエンジニア経験2年以上の条件が多いのはそのためです

つまり、面接では、実務未経験者を採用する際に、エンジニアとしてきちんと成長するか見極める必要があります。

ポートフォリオがしっかりしていると、採用側としても安心して採用ができるというわけなのです。

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たくさん企業に応募するのも大事だけど成果物の質を上げるのも大事!

補足:技術職採用で企業が重視している項目

未経験からエンジニアとして採用されることを狙うなら、採用担当者が重視しているポイントを知ることが重要です。

転職サイトのdodaが公表している「中途採用において採用担当者が見るポイント」のアンケート結果によると、技術系においては以下のようになっています。

出典: doda
  • 1位 第一印象
  • 2位 スキル
  • 3位 経験
  • 4位 受け答えの仕方
  • 5位 熱意・積極性

「経験」を示すことは難しいですが、ポートフォリオがあると「スキル」「熱意・積極性」を説明しやすくなります。

「未経験だとスキルはあまり重視されないのでは…?」と思われるかもしれませんが、技術力が低すぎると採用を見送られるケースもあります。

ポートフォリオでは、技術的なアピールを行う場でもあることを理解してもらればと思います。

【ポイント14項目】未経験エンジニアのポートフォリオの作り方

意外に思われるかもしれませんが、高評価を受けるポートフォリオは、スキル以外にも様々な項目を評価されます。

なぜなら、エンジニアとして仕事をする上で、スキル以外にも重要視される項目は多いためです。

今回は、面接官から高評価を受けるために押さえておくべき14項目を重要度別にピックアップしました。

面接官から高評価を受ける14項目
  • 【必須】
    • 最低限の技術力がある
    • オリジナリティがある
    • こだわりポイントが記載されている
    • アプリケーションが公開されている
    • 日本語の使い方に誤りがない
    • 使用技術や機能が明記されている
    • ポートフォリオの概要説明がある
    • GitHubを載せている
  • 【あると尚良し】
    • READMEがしっかり書かれている
    • Qiitaなどの技術ブログを載せる
  • 【あると評価が高い】
    • GitHubの草がしっかり生えている
    • Qiitaの発信量が多い
    • システム全体の設計にも気をつける
    • テストが書かれている

【必須】最低限の技術力がある

ここまでもお話したように、未経験でも最低限の技術力は求められます。

では、最低限の技術力とは?という疑問になりますが、一般的にサーバーサイドであれば以下の点はポートフォリオに含むといいですね。

  • CookieやSessionを扱っていること
  • DBでCRUD操作を行っていること

これらを満たす最も簡単なアプリケーションはTODOアプリケーションです。

これらのスキルは、どの業務にも必須のため、盛り込まれていないと採用が難しくなります。

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技術的に必須というだけでTOODアプリを作ればOKというわけではないので注意!

【必須】オリジナリティがある

非常に多いケースですが、プログラミングスクールの課題やTwitterクローンアプリだけをポートフォリオに載せるケースがあります。

しかし、それだけだと面接官は見飽きているので、採用されることは難しいです。

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正直またスクールの課題か…となるよ!

どうすればいいかというと、自分の経験上の課題を解決するアプリケーションを考えるのがおすすめです。

具体例として飲食店勤務をしていた人のケースを考えてみます。

業務上、全部紙で発注管理をしているけど、紙をなくしたり発注ミスで次の日に予想以上の食材が届くことがある。もっと簡単に発注の管理ができないかな。

という場合には、発注管理の簡単なアプリケーションを作るといった具合です。

技術的な難易度も重要ですが、自分の経験に基づいたアプリケーションを作ることができれば、オリジナリティは自然と出てくるでしょう。

【必須】ポートフォリオの概要説明がある

ポートフォリオのURLだけを載せて応募されるケースがありますが、あまりいい方法ではありません。

なぜなら、面接官にとってポートフォリオの内容把握に時間がかかり、いい印象を持たれにくいためです。

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面接中にポートフォリオの中身を把握する時間を作るのはもったいない!

簡潔でも構わないので、

  • どういったサービスなのか
  • なぜそのサービスを作ったのか

は記載しておきましょう。

【必須】こだわりポイントが記載されている

面接官は普段の業務もある中で採用を行うため、全てのポートフォリオをじっくり見ることはできません。

したがって、こだわって作った機能などがあったとしても、記載がなければ見落とされる可能性が高いです。

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せっかく作ったのに見てもらえないのはもったいない!

もし、ポートフォリオにGitHubのURLを載せるのであれば、GitHubの説明に

  • 苦労した点
  • こだわった点

なども記載しておきましょう。

【必須】使用技術や選定理由が明記されている

また、アプリケーションを作ったのであれば、使用技術と選定理由(その技術を使った理由)を記載しておきましょう。

「選定理由ってどう書けばいいの?」と思われるかもしれませんが、未経験であれば、その言語を学習した理由を記載しておけばOKです。

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使い慣れて知識があるから…というのも立派な理由だよ!

【必須】アプリケーションが公開されている

ポートフォリオは基本的にオンラインでアクセスできるように公開しておきましょう。

なぜなら、実際に公開までを行った経験は求職側・採用側の両方にメリットが大きいためです。

  • 求職側:一通りアプリケーションを公開するまでの流れが知れる
  • 採用側:アクセスが簡単

公開しようと思うとお金がかかるのでは?と思われるかもしれませんが、無料で公開できるサービスも数多くあります。

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初めてだと苦戦するけど効果的なので必ずやろう!

【必須】GitHubのURLを載せている

作ったアプリケーションのソースコードはGitHubに載せて閲覧できるようにしておきましょう。

企業によっては未経験であったとしても、ソースコードの中身を見て選考を行っている企業もあります。

ソースコードの中身を見て選考を行う企業のほうが技術力アップになる企業が多いです

GitHubであれば、ポートフォリオの説明なども記載しやすいので、載せておいて損はないでしょう。

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ソースコードもポートフォリオの一部だよ!

【必須】日本語の使い方に誤りがない

当たり前と思われるかもしれませんが、説明に記載される日本語に誤りがないように注意しましょう。

「てにをは」が誤っていると、残念ながら面接まで行ったとしても期待値は低い状態からのスタートになります。

【あると尚良し】GitHubのREADMEがしっかり書かれている

続いてGitHubのREADMEは、誰もが面倒に感じるため、非常に差が出やすいポイントです。

↓READMEとは以下の赤枠の部分のことです。一般的にそのリポジトリのソースの使い方や概要説明が記載されています。

ここが真っ白な方も少なくないため、丁寧に書かれていると面接官からはいい評価をもらいやすくなります。

あくまでも一例ではありますが、以下の項目は書いておきたいところです。

  • アプリケーションの名前・概要
  • 使用技術
  • 目的
  • ロゴやバナー画像
  • システム構成図
  • ライセンス情報
  • 今後追加したい機能など

以下の記事でも解説していますが、「技術力が足りなくてポートフォリオの見栄えが良くない…」と悩む人ほど、READMEなどを丁寧にしましょう。

【あると尚良し】Qiitaなどの技術ブログを載せる

また、ポートフォリオとは、一言でいうと「あなたの学習実績」です。

つまり、ソースコードや制作したアプリケーションだけでなく、その過程の発信も実績の一部になるのです。

Qiitaであれば、初心者が書いた記事がトレンドに乗ることもめずらしくありません。

↓例えば以下記事では124いいねがついています

出典: Qiita

もし、ブログやTwitterなど継続的に発信しているものがあるなら、ポートフォリオの一部として載せるのがいいでしょう。

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ただTwitterは過激な内容がないようにだけは注意。。。

【あると評価が高い】GitHubの草がしっかり生えている

GitHubにはプロフィールを見ると、このようなコミット履歴を見ることができます。

以下記事くらい草が生えていれば、面接官からの評価も大きくあがることは間違いないでしょう。(なかなか難しいですが…)

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GitHubの草は継続的に学習を続けた実績としてアピールできるよ!

【あると評価が高い】Qiitaの発信量が多い

数記事であれば、正直あってもなくても評価に関わることはありませんが、継続的に行われていれば話は別です。

以前、Qiitaに1年間毎日投稿をした人が少し話題になりましたが、このようなイメージです。

毎日である必要はありませんが、評価を上げるためには2~3日に1度、3ヶ月ほど継続できれば、評価をしてくれる企業は出てくるでしょう。

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もし書いた記事がバズったりすると記事を書くのも楽しくなるよ!

【あると評価が高い】システム全体の設計にも気をつける

一般的に未経験エンジニアの方は、継続的に開発を続ける環境は作ることはありません。

しかし、実際には継続的にアプリケーションを開発・運用する必要があるため、以下のような仕組みを作ります。

継続的な開発・運用の仕組み
  • インフラの冗長化
  • CircleCIなどを使ったCI/CD
  • テストコードの実装
  • dockerを使った開発環境構築

アプリケーションを作る上で重要ですが、難易度も低くないため、ほとんどの未経験者はこのような仕組みを作りません。

逆に言えば、こうした仕組みを作るとアプリケーションのレベルが高くなくても、スキルの高さをアピールできるでしょう。

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最近はネットの情報も増えてきたので、頑張ればできなくもないと思うよ!

【あると評価が高い】テストが書かれている

上記のシステム設計と同じですが、サービスを長く運用するにあたっては、テストの実施も重要です。

各言語にはよく使われるテストライブラリがあるので、それを使ってテストコードを書くといいですね。

  • JavaScript: jest
  • PHP: PHPUnit
  • Ruby: RSpec
  • etc..

未経験エンジニアが参考にしたいポートフォリオ例

ここまで読んで、実際の参考例が見たいと感じる方も多いでしょう。

では、実際の参考例を2つ紹介していきます。上記のポートフォリオのポイント14項目をもとに、

  • 参考になる点
  • 自分ならどうアレンジするか?

などを考えながら見ていきましょう。

ポートフォリオ参考例①

大きく構成を見ると

  • プロフィール
  • 技術領域
  • これまでの成果物

という必要最低限の情報が非常にシンプルにまとめられています。

採用の観点で見ると成果物の技術紹介や工夫した点について触れたいところですが、まず初心者がお手本にするポートフォリオと言えるでしょう。

ポートフォリオ参考例②

あわせて読みたい
SIMA Portfolio
SIMA Portfolioもんしょーのポートフォリオサイト

こちらのポートフォリオも非常に見やすいですね。レスポンシブに対応するのであれば、1カラムのサイトが実装がしやすいため、こちらのサイトも1カラムで実装されています。

こちらのサイトでは実績のページを見ていただけるとわかりますが、担当業務や役割、開発環境といった情報も載せられているため企業側もスキルセットを把握しやすくなります。

制作物において機能の紹介をしていると、どれくらいのレベル感で実装できるかエンジニアは想像することができます。

  • ログイン機能を実装している → パスワードのハッシュ化などセキュリティについても勉強している
  • TODO機能 → 基本的なSQLコマンドは理解している
  • レスポンシブ → スマホとwebの切り分け方を知っている

など、こういった文脈を読み取ることができるので些細なことかもしれませんが、制作物の機能紹介もしておくといいですね。

ポートフォリオを簡単に作れるサービス

ここまで記事を読んでくれた方は、「よし!ポートフォリオを作ろう」と思ってくれるかと思います。

とはいえ、

  • ポートフォリオをゼロから作るのは大変
  • 自作したアプリケーションはあるからそれを簡単にまとめたい
  • デザインセンスが絶望的にない(自分のことです)

といった方もいるかと思います。

そんな方はresumeというサービスを使うことで、簡単におしゃれなポートフォリオを作ることができます。

出典: resume

製作者さんはエンジニア×デザイナーという肩書で、非常にデザインセンスも高いです。

もちろんゼロイチで作るのもいいですが、活用できるものは上手く活用しましょう。

まとめ:ポートフォリオは「相手に伝わるもの」を用意しよう

ここまでの記事のポイントをまとめます。

  • エンジニア未経験者はポートフォリオは必須ではないが用意しよう!
  • ポートフォリオは凝ったものより「伝わること」を意識するべき
  • 高評価を受けるためなら制作物は課題設定にこだわる
  • ポートフォリオの参考例を元に自分でアレンジしてみよう

ここまでエンジニア未経験者が「どんなポートフォリオを作るべきか」について参考例を使って解説しました。

相手に実績を伝えられるポートフォリオは、転職において大きな武器になります。

そしてポートフォリオが作成できれば、いよいよ転職サイトに登録して自分が望む企業を探していきましょう。

以下に僕が実際に使っておすすめしたい「未経験エンジニアに特化した」転職サイトを厳選したので合わせてご覧ください。

【エンジニア転職を成功させる】

  • ブラック企業には行きたくない
  • わからないことだらけでサポートが欲しい
  • 未経験でも企業はちゃんと選びたい

未経験からエンジニア転職を実現するためには、自分に合った転職サイトを使うべきです。

webの評判が良くても未経験者にはおすすめできない転職サイトも数多くあります。

その中で、僕が「実際に使った」転職サイトのうち、未経験者におすすめのサイトだけピックアップして解説します。

- 3ヶ月でエンジニア転職を目指そう -

  • 解決できないエラーに心が折れた
  • 転職に必要なレベルがわからない
  • 本当に今の学習で転職できるか不安

そんな悩みを持っている人に

現役エンジニアが教える3ヶ月でエンジニア転職を実現する方法

を解説しています。

コメント

コメント一覧 (2件)

  • よくポートフォリオの制作実績ではリンクとしてgithubのリンクを掲載していますが、そこのリンクへ到達してもソースコードは拝見できますが、実物は見れないかと思うのですがそれでも大丈夫なのでしょうか?

    自分の考えでは制作実績のリンクには実際に公開したURLを掲載する方が良いのかと思うのですが。

  • 村田さん

    コメントありがとうございます!前提として今回は未経験向けの記事のため、未経験の方に向けて個人的な意見を述べさせていただきます。
    制作実績のリンクについてですが、基本的には公開URLを載せるのがいいと思います。(GitHubと公開URLのどちらも載せるのがベストではあります)

    理由としては、以下になります。
    ・未経験の方が作ったものは、ある程度成果物からレベルが測れる

    逆にGitHubを載せるメリットとしては、
    ・学習の成果がcontributionという形で見える
    ・ソースコードが(未経験の中でも)綺麗であれば差異がつく

    したがって、「成果物を見せる」ことが目的であるなら公開URLを載せるべきだと思いますし、「学習の努力過程」を見せることを目的とするならGitHubを載せるのがいいと思います。
    ただし、一般論として公開URLを載せないと工夫した点などが見えづらいと思うので、公開URLを載せるのがいいでしょう。

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