「イシューからはじめよ」に学ぶ本質的なアウトプットを生み出す力

できるだけかける時間を短く、大きな成果を得たいと思う人は多いですよね。

もし、同じアウトプットが出せるなら10時間働いて出すよりも3時間でできれば、それ以外の7時間を別の時間にあてることも可能です。

短時間に集中して他の時間には、他のことも全力でこなす。

これがおそらく、自分の時間を最も有意義に使える方法といえるのではないでしょうか。

今回は、「イシューからはじめよ」という本から”短時間でバリューの高いアウトプットを出す方法”を学んでみたいと思います。

働く時間なんてどうでもいい


バブル時代以前は、諸外国に追いつけ!追い越せ!ということで、長時間労働でとにかく目標を達成する力が求められてきました。

しかし、最近ではワークライフバランス、働き方改革という言葉にもあるように働く時間を制御する時間も出てきます。

本書では、このどちらがいいというスタンスではなく、とにかく「バリューのある仕事」をすることの大事さについて触れています。

つまり、物事の問題(イシュー)度の高い、かつ解の質を高めていくアプローチを取ることが生産性(成果/時間・労力)を上げるには必須だということです。

この考え方をするにあたって、筆者が言っているのは労働時間なんてどうでもいいということです。

時間で労働を測るのが「レイバラー(労働者)」、アウトプットで労働を測るのが「ワーカー」の違いであり、現状にもたらす変化の大きさを価値と考えるべきなのです。

物事の本質を見極める


良いイシューには3つの条件があるといいます。

・本質的な選択肢である
・深い仮説がある
・答えを出せる

本質的な選択肢である

一見イシューに見えても、実はそうでない「なんちゃってイシュー」というものも存在します。

本質的なイシューとなんちゃってイシューを見極めるためには、一次情報を獲得するということです。

一次情報とは、つまり生産ラインや販売現場、加工されていない生のデータを見る必要があるのです。

こうすることで、フレームワークなどを使う際にも自分の頭の片隅に「本当に現場がこの問題に直面しているのか?」という疑問を持ちながら進めることができます。

当然それだけ、本質的なイシューを見つけやすいということになるのです。

深い仮説がある

イシューは企業や時間などによって移りゆくものです。ですから、その場その場に応じて適切な解を持たなければなりません。

そのためには、今ある問題に対して構造を見つけていく力が必要だといいます。

例えば、ある問題があったとしてその問題の因果関係を示す原因が見つかる、競合など他の企業と比較した上で自分たちの位置を見つけるなどですね。

こういった、共通性、関係性、グルーピングをしていくことで、問題がどこにあるのか明確にすることができるかもしれませんね。

答えを出せる

そして問題を洗い出しただけで解を出せなければ、それは優れたイシューとは言えません。

本書で取り上げられている例では、「フェルマーの最終定理」があります。

フェルマーの最終定理とは、天才数学者のフェルマーが残した定理で300年もの間誰にも解かれることがありませんでした。

最終的には最新数学の解法を使って解けたのですが、このような歴史的にも名を残すような問題でも答えを出せなければ、良いイシューとは言えません。

優れたイシューは解決できること。それは優れたアウトプットを出す方法があるという意味なのです。

イシューを分解する


良いイシューを解決するためには、当然ですが解決策を取らなければなりません。

しかし、闇雲に解決策を取ればいいという話ではなく、”問題ありきで”分析することが必要になってきます。

本書では、必要な問題意識や前提となる知識を共有して問題の構造を明らかにするストーリーライン、そして物事を解決するために判断軸を明確にする絵コンテ作りの必要性について述べています。

分析方法はフレームワークを使う方法や、具体的な数値に落とし込み比較・構成・変化を見る方法など様々な方法がありますが、それを有効に使うためにも自分たちは

「何を目的としていて」「その判断軸は何か」

を共有しておきたいところです。

伝えるものをまとめる


ここまで十分に検討、分析を重ねてきたなら、あとは第三者に伝えることが必要になってきます。

第三者に伝える前提としては、「相手は完全に無知である」一方で「高度の知性を持つ」前提で話をすることを想定しています。

この前提を踏まえた上で、大切なのはストーリーラインを磨き込むことだといいます。

つまり、前提は何で、それに対する問題、および解決策は何でそれの根拠はこういう理由…といった構造を全て整理しておくことです。

こうすることで自分の頭の整理にもなる上に伝えるときに何が本質的なイシューか?を明確にすることができます。

後は、伝えるにあたって数字の見せ方などもありますが、それをするあまり構造をおざなりになってはいけないので、まずは構造理解をしていきたいところです。

まとめ

今回はイシューからはじめよという本をまとめてみました。

短時間で高いアウトプットを出す、あまり長時間働きたくない僕のような人にはおすすめの1冊といえるかもしれません笑

ただただ労働時間に逃げるのではなく、本当に価値ある解とは何なのか?を見極めて自分の価値を高めていきたいところです。

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